綱島温泉(つなしまおんせん)は、神奈川県横浜市港北区綱島にある温泉。
戦前・戦後は、“東京の奥座敷”と呼ばれ大きな温泉街であったが、現在は数軒の温泉銭湯が残り、その名残を止めている程度である。
泉質
- ナトリウム - 炭酸水素塩泉
- 源泉温度18℃
- 黒湯と呼ばれる、黒色をした源泉である。透明度はほとんどない。
温泉街 == かつては約80軒もの宿泊施設があり、東京近郊の温泉地としてにぎわいをみせていたが、時代の変化に伴い、廃業が相次いだ。特に1964年に東海道新幹線が開業し、熱海や箱根、伊豆などへ短時間で行けるようになったことが、それに追い討ちをかけた。最後まで残った横浜市教職員互助会「浜京」も2008年3月15日をもって閉館・解体され、宿泊施設はなくなった。
綱島街道沿いに日帰り入浴施設の「綱島温泉東京園」があり、歌手の三橋美智也が下積み時代にボイラーマンをしていたことでも有名で、地元小学校の校舎建築チャリティーコンサートにも協力していた。
歴史 == 綱島温泉湧出の碑
- 1914年 - 地元の人が井戸を掘ったところ赤い水が湧き、調べたと
|